忘れられない一日:ブラジル人生徒たちが体験した多文化あふれるブラステルの世界

先日、東京本社にて、情熱あふれるブラジル人の生徒たちをお迎えする機会がありました。

この訪問は、文化と教育の交流を目的として、在日ブラジル領事館が主催する「Jovens Aprendizes Program(若き見習いプログラム)」の一環として、日本で暮らすブラジルにルーツを持つ若者に、職業的・文化的な成長の機会を提供することを目的として行われました。

ブラステルは技術開発やカスタマーサービスに重点を置き、また、多様な国籍の社員が働く多文化な環境を大切にする企業であることから、このプロジェクトに参加しました。生徒たちにとっても、異なる文化が共に息づく企業のリアルな姿に触れる、貴重な体験の場となりました。

当日は、生徒たちがオフィスに足を踏み入れた瞬間から、その期待と高揚感が伝わってきました。スタッフによる温かい歓迎のもと、ブラステルの歩みや国際的なビジョンについて説明を受けた生徒たちは、続いて、カスタマーサポート、マーケティング、システム開発などの部署を見学。様々な国籍のスタッフが協働して生み出すイノベーションの在り方を、現場から学ぶ機会となりました。

また、当社の共同代表である川合健司との交流の時間も印象深いものとなりました。自身の経験から、文化の垣根を越えることの意味や、ビジネスにおける共感と多様性の重要性について熱く語りかけ、生徒たちは熱心に聞き入っていました。




その後、生徒たちは参加型のワークショップにも出席し、昼食の時間には社員に仕事について尋ねることで、生の声を聞くことができました。未来のキャリアや人生設計をより具体的に思い描くきっかけにもなったようです。その好奇心とエネルギーはオフィスにも新鮮な風を吹き込み、社員にとっても「新しい視点」の大切さを改めて気づかせてくれました。

ブラステルは、長年にわたり日本における国際コミュニティを支えてきた企業として、このような形で若い世代と交流できることを誇りに思います。今回の取り組みは、生徒たちの視野を広げるだけでなく、日伯の相互理解をさらに深めるものとなりました。これは、ブラステルが20年以上にわたり大切にしてきた価値そのものです。

ご来社くださった生徒の皆さんに、心より感謝申し上げます。これからも、若い世代と社会をつなぐ教育的な活動を積極的に続けていきたいと考えています。



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